入間市クリーンセンター・リサイクルプラザ
「入間市クリーンセンター・リサイクルプラザ」で働く伸間を訪ねました。中に入ると3R(Reduce(リデュース),Reuse(リユース),Recycle(リサイクル))の大きな看板が掲げられ、ホールには再生された家具類や衣類などが整然と並べられ、販売・展示されていました。ここの業務を担っているのが私達の仲間8名です。当日は、5名の方が就業されており、お話しを聞かせていただきました。
ここでの仕事は、クリーンセンターに出された粗大ごみ等の中から再生可能なものを選別回収し、再生するのが主な業務です。具休的には、3名の会員が、あらゆる再生可能物品を回収し、それを入庫室へ運搬します。その内、小物家具類・その他の再生可能物品を、洗浄・修繊寺行い再生します。
大物家具類は、再生工房に持ち込み、家具の専門技術を有する3名の会員が修繕・再生に取り組みます。そして、ここでは皆さんが「ここに持ち込んだものは必ず再生します。決して処分はしません」との強い意気込みで取り組んでおりました。
この他に、古布類主体の再生という業務があり、具体的にはクリーンセンターへごみとして出された衣類、シーツ、掛布団等の再生をしますが、ここで回収されたものは、 一度旧クリーンセンターへ配送され、選別後、再びリサイクルプラザに送られ、再選別、洗濯工程を経て再生されます。この洗濯工程には2名の女性会員が従事しております。
物により再生の過程は異なりますが、出来上がった家具類、衣類等の再生品には、値段をつけリサイクル展示ホールで販売されます。家具類等の再生品は、新品同様に輝いており、売約済みとなっているものも幾つかありました。
「再生にあたっては、例えば汚れ落とし等で手間のかかるものもありますが、完売され、再利用されているので、やりがいがあります」と、皆さん胸を張っておられました。
このように皆さんから自分たちの職場について明るく語っていただきましたが、実際に仕事を進めていく上では、この他に難しい間題も幾つかあるようです。これも、皆さんのチームワークで乗り越えているように思いました。
リサイクルは、社会的課題であり、入間市は、このリサイクルプラザを拠点に、この課題解決にあたっています。ここで就業する会員の皆さんが、一丸となってその期待する役割を果しているように思いました。
これからも皆さんが元気に就業され、リサイクルを通じ、市や市民の期待に応えていただきますようご発展をお祈りします。